看護師による健康革命!~すべての人の自分らしさのために~

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タグ:体重

おはようございます!

 毎日起きたら30分ぐらい日光を浴びていますか?

実は、この朝の30分で、BMIへの影響があることが
実証されています。
 朝30分日光浴をするだけで体重に影響がでます。

BMIと有病率の関係をご存知ですか?
BMItoyuubyou

この調査によると、BMIは22の時にもっとも病気になるリスクが減る
言われています。
 
 そして、この日光浴もその病気のリスクを低減する効果があります。


実験の結果としては、

 「朝に日光を浴びる時間が早い人ほど、体格指数(BMI)は低下し、
光を浴びる時間が遅いと上昇する傾向がみられました。
 早起きして太陽の光を浴びることで、体重は減りやすくなります」と、
ノースウェスタン大学フェインバーグ医学部のキャサリン リード准教授(神経学)は説明しています。

 7日間の実験期間中、実験の参加者(平均年齢30歳)らは、光の浴び方と睡眠サイクルを測定するために手首にセンサーが付けられ、食事の記録もとった。

 その結果、運動レベルやカロリー摂取量、年齢、睡眠時間、運動量などの要因を考慮しても、光を浴びる量タイミングによりBMIが20%減少することが判明した。
 

 周期のリズムを整えられるのは、体内に備わっている「体内時計」という機能による。体内時計は、およそ25時間の周期で「概日リズム(サーカディアンリズム)」を刻んでいる。

 地球の24時間に調整するために、太陽の光は、体内時計を同期するための最も強力な因子であり、代謝やエネルギーのバランスも整えている。
 

 光を浴びる量とタイミングによって体重が変化する理由としては、
 (1)朝に光を浴びることで体内時計が正しく働くようになり、体の代謝が向上する、
 (2)食欲や代謝に影響するホルモンに作用し、過食を抑えられるようになる、
 と説明している。

 朝日を浴びて歩いて健康になる 
 肥満を防ぐために勧められるのは、午前8時から正午までの間に、
屋外に出て明るい光を浴びることです。
 

 研究によると、BMIに影響を及ぼすには、
午前8時から正午までの
20~30分間日光を浴びるだけでも効果的だという。

 体重との関係に有意性がみられたのは500ルクス以上の光だった。
 500ルクス以上の光を浴びる頻度が少ないと、BMIは1.28増えていた。
 

 屋内の蛍光灯による照明の明るさは、
一般的には200~250ルクス程度ですが、
屋外では曇っている日でも1,000ルクス以上になる。

 ほとんどの人は、1日の大半を屋内で生活しており、
日光を浴びる時間が少ない。
 
 「
肥満を予防するために、なるべく早朝の太陽光を浴びることをが有効ですね。

 可能であれば、朝は屋外を徒歩で職場に通うのが良いという。
 晴れた日の戸外の光量は500ルクスをはるかに超える。
 昼食をとるときに屋外に出て体を動かす時間をつくり、
窓のない環境であれば室内の照明を十分に確保することが大切です。

 自然から生まれてきたいきものなので、自然の力を有効に使えるほど
人はより健康的に生きていくことができるのでしょうね。

 自然が一番なのですが、光に着目して、
人を健康にしたいとする商品も多くあります。

例に出すと、
 Dr.Light(ドクターライト)
という商品は850ルクスという強い照度を出すことができます。

1000ルクスまでには到達できませんでしたが、
体重の減少に有意差が生まれる500ルクスを上回るものです。

 他にもこういった商品はあるのですが、
500ルクスを上回る商品というのはなかなかありませんでした。

 朝の30分をゆったり過ごすこと自体に大きな健康へのキーが
あるようにも思いますが。

 意識して、日光浴をしてみてはいかがですか? 


◆関連リンク
  ●Study Links Light Exposure to Weight(ノースウェスタン大学フェインバーグ医学部 2014年4月3日)
 ●Timing and Intensity of Light Correlate with Body Weight in Adults(PLOS ONE 2014年4月2日)

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テルモさんは患者が自宅で測定した血糖や血圧だどのバイタルデータを病院外で一括して見られる医療機関向けのシステムの提供を開始したようですね。

 このシステムは「HRジョイント スマイルデータビジョン」といいます。

 このシステムに接続できる機器であれば、特に入力したりしなくても、取り込まれ一瞬のうちにグラフ化できるとのことです。

 こういったシステムは一つの指標だけで閲覧できるものが多かったので、このシステムのように 血糖値だけでなく、血圧、体重、活動量などの推移を一画面で同時に見ることができるのがすぐれた点と言えます。

 こうした表やグラフをみる習慣をつけていけば、自分の健康状態を過信せずに、楽しく活動する時間を作っていけるようになるでしょうね。

 あとは、機器をそろえていかないといけない点は金額的に大きくなりそうですが、そろえた時はビッグデータとして協力してもらい、生活習慣と疾病の関係性を大きく解明することにつながりそうです。

 やはり、今後はビックデータの活用がほどよく健康を守る秘訣になりそうです。

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