この苦味成分はいったい何なのか?
デナトニウムベンゾエイト(安息香酸デナトニウム)は誤飲などの防止を目的として表面に塗布されることがある成分で、日本でも認可された、食品添加物です。
もちろん、認可されているとはいえ積極的に摂取するようなものではありませんので、
一部のユーチューバ―のように苦いんだろ?
苦いんだろ?
どんだけ苦いんだ!!
となめるのはやめましょう。
いろいろなものが小型化しているので、子どもにとっての誤飲のリスクはさらに高まっていると感じる今日この頃、ちゃんと予防する仕組みを取り入れて開発をしていくことが大切ですね。
あとは、カードの真ん中にまさかの誤飲による窒息予防のための穴をあけるとさらにいいですね
ちなみに、
製品開発では、トイレットペーパーの芯(39㎜)以下のものは誤飲のリスクを考えて製品の形や対策を講じることが必要ですね。
今回のように苦み成分を付けていれば、口に入れた段階で吐き出すだろうと予測しての対策です。
基本的に苦み成分は毒と思い吐き出すのが生物の本能です。
人間みたいに薬のような苦いもの飲むのは、苦味に対してやその商品に対してある価値を持つため摂取します。
ビールが苦手だったのにいつの間にかビールが好きになったというのも
こういう事も含んでいると思いますね。
苦味が好きになる=大人
ビールが苦いので、子どもは飲みたくないですが
だからこそ、チューハイは危険です!
テーブルの上に置いておくと子どもは飲んじゃいますよ!
話がそれてしまいましたが、
「ニンテンドースイッチのソフトは子どもによる誤嚥を予防するための対策として苦み成分を塗布していた」というのが事実ですね。(※誤嚥予防ですと公式な見解は任天堂からは出ていませんが)
小さなお子さんがいるおうちでは、
トイレットペーパーの芯を使って小さいものを別のかごに入れておきましょう!