ストレスの多い社会生活の中で効果的にストレスを解消する方法としてタバコを吸っている人も多いのではないかと思います。
しかし、これって本当は違うんです。
タバコにはニコチンが含まれていて、吸い終わって大体1時間ほどすると血中のニコチン濃度が薄まります。すると、イライラや落ち着かない、そわそわして集中できないなどのいわゆるニコチン欠乏症状が現れます。今まで仕事や家庭のストレスでイライラしていると感じていたことは、実はニコチン切れによる可能性が高いというのが現状です。
イライラの原因がニコチンであるかどうかを見極める良い方法としては、「寝起きにタバコを吸いたいかどうか」です。寝起きというのは一番リラックスしている状態であり、本来タバコを吸いたいと感じる状況ではないんです。つまり、イライラを解消するためにタバコを吸っていることになります。
イライラの原因がタバコ自体ということはよくあることです。イライラする毎日を抜け出したいと思っているなら、タバコ自体を止めることが一番の近道かもしれませんね。
ちなみに、タバコの禁煙に挑戦している人の多くは習慣化された喫煙行動を変えることができなくてタバコを吸ってしまいます。人は習慣化すると行動がなかなか変えられないんです。つまり、そこを乗り越えればタバコを吸わない日々の生活に慣れてしまえば禁煙は可能だということです。
禁煙を考えている方にはさらに知っておいてほしいことがあります。
それは、ニコチン切れを感じる症状は最初の3日間だけです。1か月程度ではほとんど感じなくなっているんです。 ただし、ニコチンとは関係なく、習慣化された行動つまり喫煙習慣によってタバコを吸いたい気持ちというのは10週間以上続くことがあり、この時に再度タバコを吸ってしまい、喫煙を失敗した!と断念するという方が多いみたいです。
3か月を目標に!
3か月を目標にタバコをやめれば、実質辞められるという事です。本当にタバコをやめたいと考えている方は、3週間を目標に実行すればやめられますよ。
先が見えれば行動を続けることはそこまで難しくありません。タバコを吸わないことのメリットをメモに書き留めて、自分のなりたい未来にタバコは必要かどうか考えてみてください。
素敵な未来を迎えられますように!